危険な配送
出来るだけ避けてきた住宅建材の配送業務。
半端ない重さ、デカい、長い、神経を使う、衣服。靴が汚れるなど、いいこと一つもないこの配送業務だが、事前電話でそれ程重くない洗面台と便器が1セットずつと聞き、久々に引き受けたのである。
引き取りに行くと、
便器は2セット、大きくてとても重い洗面台1セット、意外に大物が3個もあるではないか。。。おかげで荷台は満載。特に便器は陶器なので割れたりすると大変。
納品先は、建築中の一軒家。
全て玄関の中に搬入するよう現場責任者から指示をもらったが、
入口の通路は塗りたてのセメントむき出しで、中の通路もたくさん資材が置かれていてしかも狭い。こんなデカイのどうやって一人で入れるの?
しかも現場は誰もいない。
特に洗面台は大きくて非常に重く、単発で依頼したドライバーに、よくこんな大事なものを頼むものだ荷主は。傷をつけたらどうなるんだろう?
とても安易な発想だ。
しかし、現場で決死の覚悟で格闘し、何とか搬入は終わったが、とても危険。
簡単に持てるようなことを荷主は言っていたが、あまりに無責任である。
もう二度とやらないですから。
個人事業主でも消費税は請求できる!
この軽貨物業界は、個人事業主の戦力が9割を占める。
何かしら、どこかの会社(水屋)へ所属し、半ば強制的に配車され、マージンや手数料を搾取されている形態が大半である。
私も1年ほど前までは、あまり良いとは言えない環境に属し、仕事を得ていたが、思い切って色々と実験をし、その後の抜本的な環境改善により、現在に至っている。
今日のテーマは消費税。
個人事業主ドライバーの大半は収入が1000万円未満であり、消費税の納税を免除される、いわゆる免税事業者なのである。
それを逆手に取り、
大半の軽貨物運営会社(水屋)は、ドライバーへ消費税を支払ってないのが実態。
内税で報酬に含まれているとかの説明を受け、運営会社は荷主などへちゃっかり消費税を請求している。
しかし、それは大きな誤りである。
ドライバーは消費税の免税を免れているだけで、荷主や運営会社へ消費税を請求する必要がある。
なぜなら、
ドライバーは、車両購入、ガソリン、整備、消耗品、駐車場などなど、あらゆる発生経費で消費税を実際負担しており、売上に消費税を上乗せして請求することは当たり前の話なのである。
しかし、残念ながら、
昨年まで所属したことのあるいくつかの軽貨物運営会社は、マージン+消費税をしっかりと搾取していた。でも、大半のドライバーはその辺りを不審に思うことがない。
要するに何も考えていないのである。だから、ドライバーにも責任はある。
唯一1社のみ、配車マンが会資格保持者で税務に詳しいこともあり、しっかりと消費税を払ってくれていた。
8%は大きい。
今、身を置いている環境では、走った仕事は全て消費税を請求している。
先日も、ある会社へ仕事の相談をした際、消費税について聞いてみた。
「うちは1000万円以上年商があり、消費税を国に納付しているが、1000万円以下のドライバーさんへ消費税を払う必要はない」ときっぱり。
ここの会社は都内でそこそこの規模であり、もはや名前を出したいくらいである。
ただ、ドライバーの質は大変低く、クレームが絶えない話をよく耳にする。
そういった運営会社にはそれなりのドライバーしか集まらないのも納得である。
山田うどんの辛口カレー
先週、久しぶりに山田うどんで昼食。
あまり行くことがないのだが、辛口カレーの旗が目に入り入店。
その辛口カレーをオーダー。
通常メニューのカレーとは違い、見た目も少しパンチのあるカレーが
出てきた。
辛い物に強い私にとって、少々物足らなかったが、
想像していたよりも美味しかった。
カレーショップやカレーの種類も色々あるが、
疲れていて、あまり何も考えたくない時に、余計なものが乗っかってなく、
シンプルで普通の食べやすいこのカレーは大正解であった。
辛いと感じる人は結構辛いかも。
暑い時は熱くて辛い物がいい!
暑い時はやっぱり熱くて辛い物が無性に食べたくなる。
スタミナというより、暑い時こそ、内臓の体温を上げないと、免疫力が低下しそうだからだ。
ここは初めてであったあが、店内は大繁盛。客も並び始めた。
あちらこちらに、辛くて咽ながら食べている音が(笑)。
若い女性客も多い。女性が多い店は割とウマイところが多いのだ。
こんなに暑くても、私と同じこと考えて辛い物を食べにくる人が多いことを再認識。
私は熱いタンメンの5辛をオーダーした。
辛いもの好きとすれば、全く水に口をつけずに完食し、少々物足らなかったが、
これ以上辛さを上げると、胃に負担をかけそうだ。これぐらいがちょうどいい。
この店が入るビビット南船橋は、駐車場が2時間無料。
建物内にはメジャーな色んな店がたくさん入り、大きなジュンク堂書店もある。
都内から次の現場へ向かう途中にあるので、これからも立ち寄ろう。
割の合わない仕事だが、なぜか納得
久しぶりに配送業務で仕事選びを失敗(自滅)してしまった。
自宅から比較的近い場所での集荷ということもあり、自分で取りに行った仕事である。
渋谷区への50箱+箱サイズのみの情報であったが、思ったより重い。
そういえば1箱当たりの重量記載もなかった。
高速未使用の条件で12時までに渋谷区1箇所へ届ければ良く、理論上は間に合うのだが、集荷も朝9時~10時の間であると指定。で、9時に到着したが社員は来ない。
現れたのは9時30分頃。。。。。。。10時までだから文句は言えない。
結局、かなりの重量(重量オーバーではないと思うが果たして。。。)に達し、バランスを考慮し安定した走りが要求されることとなり、途中から高速を利用、先方で荷下ろしの時間を考慮すると時間は際どい。
そして納品先に到着。
案の定、付近のコインパーキングに空きはない。しかも、納品先はビル4Fで、エレベータ前まで到達するのに、スロープも一切なく、階段を登る以外手段はない。
炎天下の中で、作業に入る前から眩暈がしてしまった。
これは参った!
ビル入口前を完全に陣取る形で車を横付けし、かなり時間を掛けて階段を上がった場所へ50箱全てを一旦移動、そこから台車で5往復して納品を終えた。車はビル前の歩道の広い場所へ無理やり乗り上げる形で駐車場所を確保した。
終わった後は放心状態。
あまりに疲弊し、午後からの仕事現場へも自腹で高速で向かった。
もう何も考えたくなかった。
今回の仕事は絶対に助手が必要で、荷下ろしの時間を考慮すると、間違いなく高速利用の仕事であったろう。今回は最低限の利益で我慢。経緯やタイミングから料金交渉も難しい。仮に一人で全てをやり遂げるなら、破格の料金でないと請けれないレベル。
私は自分で仕事を選んで受注する方式でやっているが、案件発生時、他に取られたくないから詳細を読まずに受注することがある。
今回、重量記載のない50箱、納品先が渋谷区という内容だけでハネるべきであったのだろう。駐車場の有無、搬入経路などの条件が劣悪な可能性が高い。
この軽貨物の業界は、一般的にはどこかの運送会社に所属し、配車係や社長から一方的に振られ、仕事が断れないのが普通。私も今のスタイルでやる以前は、仕事を選ぶことは出来ず、断ることなんてあり得なかった。断ったら、たちまち冷遇。
そういった経験から、他人から一方的に振られた仕事で、割が悪い、損をしたという時の感情というかストレスは甚だしいものであったが、今のスタイルでは、ただの自業自得。他人に責任を擦り付ける憎悪がない分、失敗も清々しさを感じてしまうのである。
それにしてもいい運動になった(笑)。
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